おヘソは全身の健康診断のバロメーター


おフロに入った時には、前回の土踏まず同様ヘソの位置と形をよーっく診てみよう。
ちょうど漏斗のようなもので、辺縁・側壁・底部の3つの部分に分かれています。ヘソは
丸く、中心にあり、左右対称で引き締まって弾力のあるのが良く、硬く強ばっていたり、
柔らかくて弱々しかったりするのは良くありません。側壁は左右対称で、床部または底部
は、円形の辺縁の中心位にあるのが望ましい形です。
 辺縁が歪んで中心がズレている事があります。側壁、そして場合によっては辺縁まで腫
れて湾曲し、角度が大きくなったり、ある方向に引っ張られたりして、側壁や辺縁まで巻
き込むこともあります。ヘソはまた、1ヵ所以上の別々の方向に引っ張られる事もあり、
垂直・水平・斜めの方向へ引っ張られたり、涙型になったり、つぶれて見えたり、膨らむ
様に引っ張られたり、時計方向、あるいは反時計方向へ引っ張られる事もあります。
 そこで、ヘソの周りの腹部を仮に8方向に分割します。この8方向のうち、ヘソが押され
たり引かれたりする方向に注目すると同時に、複数方向に引かれてないかどうかにも注意
する必要があります。どの区画部分にどの臓器があるかを知り(図参照)、へソの歪みと
関連させて考えると、体内にどのような不均衡が存在しているか判断する基準となるで
しょう。
 へソを引っ張っている力は、表面に近い組織、特定の臓器、あるいは組織に影響を与え
るだけと思われるかも知れませんが、実は概して表層のみならず、深部を含めた身体の中
心部分に影響し、複数の臓器または組織に関係しているものなのです。へソを引っ張る力
はどのようなものでも身体の中心を歪めるものであり、最初に影響を受けるのは、ヘソを
中心として存在する《目に見えない重力球》であり、この重力球の中心がズレると、身体
の中心もズレてしまい、感情・組織・臓器が共に不均衡を引き起こしてしまいます。
 上手な各科の外科医たちは、虫垂炎や胃腸そして女性特有の子宮等の病気(靴とパンス
トが原因で起こる)の手術痕は、おへソが歪まない様にしているものなのです。だから予
後が大変宜しい。不適切な手術(ヘソの位置ズレ)をしていない限り、おへソの位置を整
えるのは筋・筋膜整体や筋・筋膜テーピングで比較的簡単に治せます。皮膚は1/4方変換
すると、その下の筋・筋膜は1/2方変換し、中心のコアは方変換するという物性原理と一
致します。下図を参考にご自身で判断してみてください。