最新プールトレーニング考A


 引き続き誤ったプールトレーニングによる危険性について、シェーマを交えて説明しま
す。
 1図)心臓前頭面単純モデルのシェーマをご覧ください。A,B,C図は水中であろうが
陸上であろうが、基本的には全く同じです。
 まずA図ですが、巷間流行っている朝夕のロードウォーキングと考えてください。心尖部
の圧力はC図ほど高くありません。安全で穏やかな方法で、となりの友人とお話ししながら
歩くのがベターです。
 次にB図ですが、トラック競技やプールトレーナーも含めて、左回りが良いと未だに信じ
込んでいることです!ここに事故多発の大いなる問題があるのです。前回にお示ししまし
たとおり、前頭面からみて、心臓の心尖部は50度左に傾斜しています。それは四足獣のとき、
矢状面後方50度が、ヒトとなって直立したときに、内臓関係が右に50度スピンした事に由来
しています。それでなくても心尖部が左に50度振っているのに、まだ左に余計に回ろうとす
る訳だから、「折れモーメント」が発生することになります。するとそこでキャビティショ
ン(発砲作用)エロージョンが発生し、心腔内に血液が無くなり、心虚血状態となり、急性
・亜急性の心不全を起こしてしまいます。
 よって、左回りウォーキングは即刻中止するベきです! 最後にC図ですが、心臓は若干
右に少し引き伸ばされますが、心尖部の分子間圧力は却って高められ、心尖ポンプは安全に
その機能を高めてくれます。ここに、3割ほど8の字運動ウォーキングを取り入れますと、心
臓循環系トレーニングとしては理想的です。ただし、心臓障害のある人は、プールの右回り
のみのトレーニングに止めて措くのが無難でしょう。
 図を参考にしてプールトレーニングないし陸上健康歩行してくださいネ。
−合 掌−