土踏まずは元気のバロメーター


皆さんは、足の正しい土踏まずの形をご存じかな?昔、風呂上がりによく見た足跡ですよ。
今は廊下や板の間が少なくなってきたので、なかなか意識して見る機会も少ない様です。
 そこで簡単に足型の判る方法をお教えします。先ずB4判のワープロ感熱紙を1枚(大き
い人は2枚)用意します。次に消毒用アルコールで足裏を拭いて濡らすか、スプレーして
下さい。そして両足を揃えて紙の上に立ち、半屈伸を2回程すると、綺麗に足形が印記さ
れ、消えません(アルコールなので即乾きます)。そしてその形を良く見て欲しいのです。
両手の親指と中指で輪を作った形と同じであれば極めて健康で何の心配もいりません。し
かし、歩かない現代人の多くはこの円の足の親指のすぐ後が崩れて後方荷重である方が多
いのです。この程度であれば1日40分歩容で即治ります。しかし、片方の足の土踏ますが
なく扁平足であったり、両足が扁平足であったり、若い頃よりも靴の横幅が1〜2サイズ広
がっていたり、両足扁平だが片方がかなり大きい足であったりとか、足の指先が不揃いだ
ったりすると全身の何らかの疾患と相関している事が非常に多いのです。
 ただし、自覚症状がない場合でも、他覚的に検査してみると症状が出ます。一番はっき
り言えるのは硬組織でできている幻の第一頸椎と言われていて咬合(1を参照:アランの
円球説)に関係している歯の噛み合わせです。このとき、運動能の不足している人と、足
っている人に分けて診断しますが、運動能の足っている人で左側の噛み合わせが悪い人
(この時右側が正常)は左側の首や肩の凝り、左の腰(仙腸関節含む)の痛み、代償的に
右膝や右足首痛で足の縦のアーチが潰れ、外反(偏平)する例が非常に多い。また、運動
能の足らない場合は全て噛み合わせの悪い方と同側に障害が起きるのが普通です。両側が
悪い場合は、末期的ではありますが、上下左右にきちんと歯を調整し(そのとき筆者のグ
ループの様に頸椎整復手技をし、X線像で読み取り分析した咬合曲面を歯面に与える方法
を併用するのが最善です)、仙腸関節調整するだけで、かなり土踏ますが再生してきます。
そして足スプリントを入れたり、土踏まずのあるウォーキンクシューズを履いて40分歩容
すると全身の筋肉と骨格のバランスが良くなり、人の二足直立歩容の頭位中心軸が一軸性
に安定化され、その結果、脳幹や小脳が活性化されてきます。
 ちなみに病的な咬合による扁平足(外反)は男性では前立腺・腎臓・肝臓、そして心臓
にも影響し、女性では子宮・卵巣等の疾患や甲状腺・乳房の疾患の他、男性と同じような
疾患になりやすいですから、気をつけましょう。頭蓋骨や骨盤を水平断した形と両足の土
踏まずの形は全く同じ“金太郎飴”になるのが正常です。これからは足下を良く確かめて、
いつまでも歯と姿勢を保ち元気に生き抜きましょう。



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