銀河鉄道999は人類を救うか?


 閑話有題:洋の東西を問わず、いにしえより「無理が通れば道理引っ込む」の例えもあ
るとおり、ヒポクラテス以来いわゆる「顎関節症」に関しても、その正しい診断・予防・
治療・リハビリ等の情報が人類史上に表れたことはかつて一度たりともありませんでした。
情報が錯綜し知識偏重、つまり研究のために患者ありきであって、患者さんのために研究
があるという本(もと)の基本を忘れてしまっているのです。その為、100人の咬合専門
家がいれぱ、100の咬合理論が存在するのが現状です。たまさか一過性に症状を押さえ込
むことが出来たとしても、決して治った訳けではなく、心身症を伴うもっと辛い崩壊過程
へのごく短い休眠期にはいっているに過ぎません。何故そのようなことに世界中の口腔科
医がなっているかというと、普遍的な「定義・機紬」を持っていないという事と、脳幹鍛
錬不足、つまり脳の新皮質で暗記し考えるのではなく、触手(手当)し術者自身の体で覚
えて行くというトレーニンクを怠ったがために、答えをあらかじめ決めておいてそれに無
理やり理論を押し込めるという悪しき習慣が、世界の学会遊びの主流となってしまってい
るからです。
 殊に日本の医学界のヒドさは海外でも有名で、日本から送られてくる文献は全く相手に
されず、そのためノーベル医学賞を貰った医者は一人もいないという惨状です。医者以外
で貰ったのが彼の利根川博士(京大工学部)のみです。日本の医学の常識はノーテンキな
平和呆けニッポンのパラダイム同様、世界の非常識が定説になっています。しかし、日本
の工学の常識はワールドスタンダ−ドになっており、もと理科系の丸暗記の新皮質偏重の
医者には生体工学を創造するのは、極めて難しいことなのでしょう。
 そこで、アラン先生は「アランのスマイル球こと新五輪の書理論(1参照)」と共に遂に
人類の悲願であった「顎関節症」のスーパーバイオメカニクスの解析に成功しました。
実に簡単なことでした。
 誰でも出来ますし、判ります。先ず両手を自分か相手の顎関節部に触れてみてください
(顎関節が痛いときに触れるように…)。そして少し□を開いて下顎を左右に動かしてみ
てください。下顎を右に動かすということは「右咀嚼位」を現しています。そのとき、反
対側の左顎関節部が突出しているのが感じられるはずです。それは図の「前頭面」の破線
の円錐コーン(車輪が直線路を走っているイメージ)が右カーブを曲がる時には、実線の
円錐コーンのように右車輪は曲率の小さい方へ、左車輪は曲率の大さい方に車輪円錐が移
行することによって、脱線せずに右カーブを曲がることができる訳です。鉄道マンなら常
識です!そのとき、左車輪円錐コーンは左側に移行することによって車輪が右傾斜し、慣
性力をロスすることなくカーブを曲がる事ができる訳です。またこれは、口腔内では非咀
嚼側(左側)では食物を介在せずに左に顎関節突出が起きていますが、人体顔面正中線よ
り円錐コーン質量が左過多になっているため「重力」によって下に落ちます。つまり、こ
の「円錐コーン形状」によって、「自動修復」されているのです。列車がカーブから直線
路に入って安定して図の破線の円錐コーンに車輪が戻るのと全く同じなのです。咬合は
「鉄道マンに聞け」がアラン先生のクループの合言葉になっています。最後にこの新世紀
に際しても、日本を始め世界の口腔科の学者や先鋭的開業医でさえも、右咀嚼の時には顎
関節は右にしか来ず、左顎関節も右側前下内方へ行くと定義づけている有り様です。両手
で静かに顎関節部に触れて、下顎を左右に動かせば直ぐ判るものを鳴呼…
−合掌−