動的太極図はヒ卜の円錐形態を現すか!


 概ね東洋医学をやっている人達の陥る穴は「古典」を研究する事によって全てが判る
と思い込んでしまいがちになる事です。しかし、果たして本当にそうでしょうか?それ
は古典を盲信する事から始まっているのに他ならないのでは無いでしょうか。しかし、
或る事の事実関係を研究して行った結果が「古典」にたどり着いたとすれば、そしてそ
こに自分が分析していったのと同じ事象が書かれていたとすれば、これは「真実の再現
性」が有ることになります。古の天才達が解いた直感的で気有壮大な哲学・天文学・医
学・建築学・治水学等が、悠久の時間を通して得た真実の事実関係を見通していたと言
う実在の場面に、人類が出会う事こそが「温故知新」の最新バージョンに成り得る事と
言えるのではないでしょうか。さて、図を参照して見て下さい。



 ヒトは上半身の円錐と下半身の逆円錐とで出来ています。アフリカの未開の奥地のご
婦人か、日本の縄文土器のご婦人像を想像してみてください。この様な安産型の体型を
していた筈です。


現代人もシンプルにすれば、直立2足歩行時には上下2つの機能円錐を左右の「不断の動
き」によって、側貌30度の前方への骨盤の傾きと、上下左右の円錐の上半身の捻りと、
下半身の逆稔りの合成ベクトルは前方法線方向へのロコモーションを促します。つまり、
左手右足・右手左足と機能するとき、これを投射軸で上から見るとヤコピー線(骨盤の
高さ)における水平断面の応力解析は、太極図と同じ形となり、それが恥骨・寛骨・仙
骨で作られるクランク軸運動の際、太極図は上下・左右入れ替わり法線方向へ仕事をす
ると共に、コアの穴は下円錐から上円錐へ体液を吹き上げます。



もっと詳しく言うと上体の捻りは2分のπ(パイ)・下体の捻りも2分のπ(パイ)であ
り図のごとく現しています。これを堅い材質で円盤を作り、真ん中に小さな穴を開け、
後はビニールかポリエチレンで図のような円錐を作ります。そして、下の円錐には円盤
より少し下まで水を入れて置きます。上の円錐には水を入れません。何故かというと、
このシンプルモデルを人体に置き換えますと、上半身は肺や臓器などで「腔」・つまり
「空」が多く、下半身は筋肉ばかりで「実」と考える事ができます。
 そして、出来上がったら水を張った下の円錐コーンを片手でグッと捻ってみてくださ
い。中央の穴から水が勢いよく吹き上がるのが確認出来るはずです!これこそが、直立
2足歩行における、「生理」的な人体の機構なのです。儒教・仏教を起こされ、太極の
思想を構築せし古代の先達の数々の「知恵」・アルファであリオメガである事など、ま
さに驚異の叡智の数々は決して観念論などではなく、太古の昔より綿々と受け継がれて
きた、生活に根差した「科学」であった事が実証されたと言っても過言ではないでしょ
う。故に頭位体幹中心軸からズレたり、歩行を怠りますと「非生理」的な状態に陥り各
種病態を呈してくる様になります。だからこそ、秋には野に出てみんなでおおいにハイ
キングに行く事にしましょうね!
−合掌−