足の歪みは腕の歪み・人体螺旋形態学


 43に引き続き、人体直立の驚異について述べます。先ず下図の3つの骨格モデルをよー
くご覧有れ!側面2つは体の前面部のライン(東洋医学では陽)と後面のライン(陰)に
符号し、前頭面(前からみたところ)は3つの交差を持った2重螺旋に相似しますが、実
はこの螺旋形状こそミンコフスキー(アインシュタインの数学の先生)が考え出した最
新の生体工学にも通じる素晴らしい螺旋だったのです。この3図の螺旋線は一つの【円錐
コーン】を角度を変えて見ただけなのです。


 読者も小学校の物理ですから一度実験してみて下さい。
  1. 先ず最初にOHPフィルムを長軸の長い二等辺三角形に切ります。
  2. 次に、OHPで出来た透明面に任意の点A−A′、B−B′、C−C′の直線を右肩上がりに平行に引きます。
  3. そのフィルムをクルクルッと丸めて円錐コーンを作ります。するとアラ不思議。 平行線は交わるのです!
    (コーンは無論ノリシロを付けて接着して下さい)
  4. 次にタコ糸を用意し、透明コーンに巻き付け(前頭面モデルの形になるように巻き付けて 見て下さい)、
    セロテープ等で3カ所止めて下さい。それ以上止める必要は有りません。


何故なら、アラングルッペでタコ糸をコーンに瞬間接着剤でくっつけようと試みたので
すが、コテコテになってしまって透明性は無くなるわ、タコ糸は美しく滑らかに巻き付
けられないわで大変苦労しました。その時やけくそで3力所に減らして、(瞬間接着剤
は丁度タコ糸接着に使い果たして切れてしまった。)強度試験をしたところ、な、な、
なんと!たった3ヵ所しか止めていないにも拘わらず、コーンを放り投げても全く乱れ
ず、滑らかな2重螺旋と美しい透明コーンがそこに有りました。正しくこれは、解剖学
的「筋連帯」と相似しており、筋肉スパイラルが人体を丈夫に守っていることがよー
く判った次第であります。2重螺旋構造であるから、角加速度(回転系)によって幾つ
もの8の字ができる(前頭面から見た場合)が、足の長さや、大腿骨頭の角度の違いが
大きいとこの螺旋構造に歪みを生じる事となり、生体直立の重力場が変位して、様々
な人体の不定愁訴や機能疾患をもたらすことになります。また、このミンコフスキーの
円錐コーン理論は、 東洋医学の言う「任脈や督脈そして経絡理論」とも相似・相関し
ていることに驚かされます。
 足の長短があると、悪しき片側足底から入力されたエネルギーは、仙腸関節で変換さ
れ75パーセントの確立で、反対側に蓄積されます。そしてまたその反対側と言う風に、
ミンコフスキーの前頭面通りに症状が発現してきます。
上から2つ目の円錐螺旋交差点は頚椎で、その頚椎の重力場の螺旋変位は当然肩甲骨や
腕、そして手の症状として辛い症状が現れてくるのは当たり前です。 −合掌−