夏バテは心も身体もクッタクタ症候群!


 夏の冷えとは高橋文夫先生の言うBUTSシンドロームが、秋口や夏との季節の変わり目
に多くあらわれてくる病態の事であり、BUTSとは《BailateralUnconcious TubalStenosis》
といい、無自覚性両側耳管狭窄症の事を指します。
 夏の冷えの大半はクーラーによるものです。以前からクーラーは体に良くないといわ
れていましたが、何処が良くないのか完全に納得できる答がありませんでした。確かに
クーラーは気温を下げ、体を冷やし、抵抗力を弱くします。就寝中にクーラーをしてい
なかったか問診すると共に、大きく口を開口させるのと同時に目も大きく開眼させて
(その方が口が開けやすい)歯肉・喉の腫れ(ウイルダイエル咽頭扁桃リンパ輪の腫れ)
等は風邪をひくと比較的速やかに視診できますが、耳管狭窄や鼓膜の病態は喉や鼻の症
状が軽くなってきた時にあらわれることが多いのです。風邪をこじらせると鼻・のど・
副鼻腔・気管・気管支・耳にまで広がってきます。上気道炎の及ぶ範囲で最も遠位のも
のが耳なので、耳の症状は最も遅れてでてくるのです。クーラー以外の冷えでは扇風機
を回しっばなしで寝るとか、窓を朝まで開けて寝るとかも同じ病態を作ります。無自覚
的に耳管や鼻月空の両側の狭窄の主な原因は口呼吸です。耳の場合、耳鼻科で耳管通気
治療を受けたり、鼻腔の通気治療を受けたりしますと、片方が通ればもう片方の耳管・
鼻腔のつまり感を訴えます。ということは、無自覚のまま悪化していってることを意味
します。よく能面のような顔をしている心身症気味の方が来院されますが、この人たち
の多くにBUTSが見られます。クーラーを何度の室温設定で、何年問に渡って使用してい
るかとは相関関係にあることが近年解ってきました。BUTSによる心身症は、夏の冷えの
量と質、温度と時間とそして悪しき口呼吸が原因だという事で。
ChronicFatigueSyndorome(CFS):慢性疲労症候群とも相関していることが解ってきま
した。又、アラン先生が32で指摘したとおり、BUTS・CFSの人たちすべてに低い口蓋壁、
それによる咀嚼能の減弱、鼻呼吸ができないために起こる口呼吸、腰部では仙腸関節部
における両側完骨(骨盤)の後方変位、足のアーチの崩壊による外反足、っまり両足の
土踏まずの消失、梨状筋・脊柱起立筋等の筋力低下とそれによる内臓下垂、又、それら
による遊走腎・胃下垂・胃潰瘍・肝臓障害・心臓障害・呼吸器障害・口腔や血中、そし
て足の指間における真菌類の増殖、またまたそれらによる赤血球のルロー(連結)、そ
してこれが原因の脳卒中・心筋梗塞・目のかすみ・耳の障害・歯周病・虫歯等が起こっ
てきますし、耳の奥の視床下部温の上昇に伴う吐き気、頭痛・めまい・耳なり・耳閉感・
鼻閉感・のほせ等が輪廻してきます。そして、何をやっても効果が出ないと思って心身
症になり、リストラの対象者となってしまいます。しかし、1日40分の歩行と1回の塩水
鼻洗いと口唇に下から上へサージカルテープを張って、そしてヌレマスクを当てて、上
3分の1を折り曲げ、寝る寸前まで部屋を冷やしておいてから、クーラー等を切って休む
と、やく3カ月で絶好調となる事でしょう。
 下図の右図よりも、もっと末梢の循環が快復すること請け合いです。