足の病気は万病の大本だった


 さあ皆さん、自分のアキレス腱を両手で力いっぱいつまんでみて下さい。どっちのアキ
レス腱(長短腓骨筋付着部)が痛いですか?例えば左側の方が痛い時は、アキレス腱に炎
症様のものがあるアルバート氏病、内くるぶしの炎症のおきるソーレル氏病など左側の足
首に故障があると考えられます。また左足のソーレル氏病の代償作用で、右足の親指の付
け根の炎症がおきるモルトン氏病というのもあります。
 左足首にソーレル氏病がある人は右の膝に故障があり、そのまた代償作用で左の下腹、
つまリS字結腸のところに炎症があるといった具合に、足の故障が下から上へ、また上か
ら下へ(歯から足へ)の相互2重螺旋系の影響をもたらしていきます。この3次元の2重螺
旋は正面から見た2次元では下図のようにジグザグとあらわすことができます。片頭部の
痛みは図の様に足からくる場合と、歯から直接くる場合とがあります。図は比較的運動能
がある人の場合ですが、運動能が不足していますと左−左−左、右−右−右に炎症が偏っ
てきます。


 そこで、予防法と治療法をご紹介します。

  1. まずよく噛むこと。ひとロ30〜50回以上噛んで腸管吸収をよくし、内呼吸を助けます。
  2. 就寝時には、以前このコラムでご紹介したように、サージカルテープを口唇の下から
    上へ軽く貼り、マスクの内面を霧吹き器で濡らして、鼻だけ出して眠ること。
  3. 1日40分間インターバルを付けて連続歩行をします。
  4. 仰向けに寝て手足を垂直に高く伸ばし、足の裏をできるだけアキレス腱を伸ばしなが
    ら水平に保ち、手の指は軽く離して伸ばします。この状態を保ちながら3〜7分の間
    (体力に応じて調整)、手足をブルブルと振ったり、揺すったりして振動させます。


 心臓より上で振動させるから、エネルギーが必要です。エネルギーの中身はブドウ糖です。
つまりブドウ糖が分解されてATP(アデノシン3リン酸)という物質になり、このATPのおか
げで筋肉が動きます。この姿勢では血液が足の筋肉へ十分に廻ってきてくれません。その
ため、ブドウ糖が不足してくる事になり、筋肉は動くことが出来にくくなります。血液が
こなくても筋肉を動かすことができるように、筋肉の中にブドウ糖やグリコーゲンを貯えに
かかります。このようにして筋肉は鍛えられるのです。そして、2足直立歩行のミルキングア
クションがやりやすくなってきます。