口呼吸・鼻呼吸によって、顔型が決定!


 本来、□は食べる為の器官であり、鼻は呼吸するための器官です。ところが現代におい
て、医者も含めて洋の東西を問わずほとんどの人がそれを忘れてしまっています。重力場
の平衡(バイオメカニクス)に基づいて、顔と背骨の変形が或る法則性をもって成り立つ
ことが、私達のグルッペにほぼ解明できてきました。口呼吸の人は老若男女に拘わらず、
常に口を開いています。食べる時も呼吸をしながら食べるので、クチャクチャという音が
外に洩れる下品な食べ方になります。また、食べ物を嚥下するには口の中の圧力を下げて、
陰庄にしなければならないのですが、□呼吸の癖のある人は口唇を閉じずに、舌で歯列を
閉じて陰圧状態を造ります。この時、舌で前歯を押すことになり、その力は通常40〜60グ
ラムにもなるので、時間経過とともにいわゆる出っ歯になってしまいます(フレアアウト
と言います)。
 □呼吸が始まると、自然に利き顎だけを使うようになりますから、顔も歪んでしまいま
す。これらが原因になって、□の周囲の筋肉が弛み、とても利口そうには見えない顔にな
ってしまいます。昔から言うアデノイド顔の事で、白痴顔と言われた顔なのです。また、
□呼吸しやすい姿勢をとるために、猫背になります。そのせいで、下腹部がポンと出て
(内臓下垂状態)、いかにも病的な体型になります。そして猫背が側湾してきますから、
顔も体もヨレヨレになり、ついにはアトピーなどの免疫系の疾患に陥り、身も心もボロボ
ロになってしまいます。
 これらは寝相を正して、片噛みを無くして両側で一口30〜50回ぐらい良く咀嚼して、寝
るときには唇に下から上ヘサージカルテープを軽く貼って、□呼吸を防止し、適度な運動
をして、睡眠は骨休めのため8時間以上とるように心がけない限り、治せないのです。
 究極の鼻呼吸こそが、禅の言うところの「三昧」至善の事なのです。また、生後1年以
内の赤ちゃんはサルと同じでロ呼吸できません。小児喘息や小児白血病が2歳前後からし
か起きないのは、赤ちゃんが□呼吸を覚えるのが1歳以降だからなのです。
 最後に、赤ちゃんには必ずヌークのおしゃぶりを6歳くらいまでさせて下さい。上下の
顔面頭蓋の発達も良くなり、鼻腔狭窄も消えて、鼻呼吸が容易になります。欧米では7歳
くらいまでヌークのおしゃぶりをさせています。