歯が悪いのは、歯か無い運命なのか!?


噛み合わせの悪さは万病の本(もと)と認識されている方々が増えつつあるのは、
専門医としては非常に喜ばしい事だと思っています。そこで、今回は噛み合わせの
チェックの仕方をお教えしましょう。


 1)できるだけゆっくり上下の歯を閉じてください。同時に全ての歯が合わさる
様ならば噛み合わせはOKです。でも、どこかの歯が先に接触し、それから全体が接
触するなら【早期接触】と言い、不正歯列の証しです(図参照)。早期接触の歯に
は、顎が動く時の全圧力が1〜2・3本の歯に瞬間的に加わるので、歯は負担過重に
なり揺らいできます。他の歯がしっかりしているのに、1〜2・3の歯が揺らいでい
るときは、早期接触の可能性が有ります。


 2)歯をそっと閉じた状態で、下顎を左右に動かします。すると、犬歯が誘導し
て横に動くのが正常です。犬歯より先に奥歯がぶつかるのが異常です。その時、下
顎の動きと同じ側の奥歯が接触する事が多いのですが(タイプ1)反対側が接触す
ることも有ります(タイプ2)。


 3)軽く噛み合わせた状態から、今度は下顎を前ヘスライドさせます。すると、
下の前歯が上の前歯の裏側をすべる様に前方へと動くようなら正常です。上下の奥
歯が下顎の動きを干渉して、この動きがスムーズに行えないのは異常です。下顎を
前ヘスライドさせていくと、だんだん開いていく人もいます。下顎を前の方にずら
して、海苔のように薄いものを前歯で噛みきれないのが、このタイプの不正歯列で
す。さあ、一度ご自分でチェックしてみてください。