よーっく噛めば心も体も健脳だい!!


 歯が少ないとガンになりやすいって、ご存じかな?最近の食物の中には、今話題の環境
ホルモンと関連の食品添加物が入っています。日本中にある食品添加物をひとり頭幾らに
なるか計算すると、何十キログラムにもなるそうです。中には発ガン性のある物もありま
す。それを毎日毎日、私たちは口にしているわけです。かなり気を遣っていてもいろいろ
な形で食べてしまっています。
 ところが、その発ガン性のある物質に対して効果があるものが、唾液の中に含まれてい
ることがわかったのです。その酵素の名を「ペルオキシターゼ」と言います。ひと口で30
回ぐらい(約30秒でも同じこと)良く噛むと、大体その発ガン性物質が無効になるんです
よ!この事は東京大学の西原克成先生や、同志社大学の西岡一先生が発表されています。
ということで、私たちは体の中に発ガン性物質を無効にする酵素をちゃんともっていると
いうわけなんです。でも、さっきも書いたように、噛まないと唾液は出ませんから、ガン
になりたくなかったら、よく噛みましょう!
 また、虫歯が多くて良く噛めないとか、いわゆる入れ歯を入れずに鵜呑みにしていると
か、仕事が忙しく食事の時間に余裕がない、等々の人たちは□呼吸症候群にもなってい
て、その結果自律神経が失調気味のヒトがほとんどです。歯を大切にしていてよーっく噛
むヒトの方が、早食いで良く噛まないヒトよりずっと、ガンにかかりにくい体質となって
いるのは当然と言えるでしょう。
 ちなみに、唾液は何から作られるか知っているかな?実は血液から作られているんです
よ。元気なヒトは血液も元気ですから、元気な唾液ができます。元気な唾液では消化酵素
の質も量も豊富なので噛めば噛むほど食物の味わいが深くなり、舌の味覚を刺激して脳に
美味しいという感覚を強く伝えます。それに比べて、疲れている時の唾液は疲れている血
液から作られるので、酵素の質も量も低下してきます。舌の味覚も低下しているので、食
事もあまり美味しくありません。逆に病気の回復期に何を食べても味があって美味しく感
じるのも、唾液が元気になるからです。体が回復するにつれて、唾液中の酵素たちの量も
質も良くなり、味覚の機能も回復してくるからでしょう。
 また、良く噛むネズミの脳内温度が0.4度上がり、噛まないネズミの脳内温度は0.2度し
か上がりません。それから食物を良く噛むと唾液腺から「パロチン」というホルモンが分
泌されます。これは骨の成長や石灰化を促し、糖尿病や動脈硬化の予防にも効果があり
「若返りホルモン」とも呼ばれているんですよ。
 よーっく噛んで、薬局でも売っていない責重な若返りホルモン「パロチン」がいっばい
でるように、一家揃ってなごやかに食事をしましょうネ!!