釈迦健康法は太陽(腹腔)神経節加圧だ


 皆さんはスピリットの語源を知っていますか?それはラテン語のスピナーレ[息]から
来ています。西洋文化圏に有っても、息が霊魂であり、元気だと言うことです。さらに、
インスピレーションという言葉がありますが、これはイン[入る]とスピリット[息]で
出来ています。元気も閃き(ひらめき)も息から生まれる事を古代の人々は言霊の中に残
していたのです。その為には[臍田呼吸]によってエネルギーを高めていかねばなりませ
ん。又、エネルギーである以上、ベクトル(方向性)を持ちません。私たちが方向づけて
初めて目に見える効果として結実します。私たちはこの力を自分の希望次第に好きな形で
使えるのです。
 健康の形で利用したければ、健康になり、閃きを求めれば閃きとなって現れます。
また、発生学的に観るならば、背側大動脈から出た動脈の枝は内臓へ向かう内臓動脈と、
体璧へ向かう体璧動脈に大きく別れますが、その高さはみぞおちの所です。この部分を釈
迦呼吸法で活性化してやれば良い訳です。[大安般守意経]と言うお経に釈迦自身開拓し
たという呼吸法について直接触れられている事は大変意義深いと思います。このみぞおち
を呼吸によって括れさせ、その奥にある腹腔神経節(太陽神経節)に加圧による刺激と潤
滑を発動させ、交感神経と副交感神経にバランスをとってやることが[天・地・人]の理
に叶う事となります。
 呼吸法には、三呼吸一吸法・波浪息・屈身息・完全息・太陽息(軟酥の法)などありま
すが、今までこのコラムで何度かお話してきました(鼻呼吸)に合わせて、簡単にお教え
致しましょう。マスターすれば上虚下実が体感出来るでしょう。三呼一吸法というのは、
連続3回吐いてから1回吸う事ですが、吸うという部分には深い意図はありません。3回連
続して吐いたあと、自然に息が入ってくるのに任せるからです。それにプラスして右手を
直接みぞおちに添えて動かしながら行うのを波浪息といいます。寝転んで足を璧に付け、
膝を少し曲げて両手を万歳して、左右の人差し指を合わせていわゆる腹筋運動を40分やり
ますと、太陽神経叢(しんけいそう)と梨状筋が鍛えられ活性化してきます。これはまた
40分歩行と同じ効果があり、雨の日などはご家庭でやられるといいでしょう。あとは下図
の通りやってみてください。みぞおちを括れさせ、凹ませるのがコツです。