表情はTAO(道)手印健康法から…


 ファミコンをやっている大学生と、黙々と足し算をやっている大学生の脳を比べると、
特にファミコンは体をかなり使って操作するバーチャルタイプなので、視覚野、聴覚野、
運動野、前頭葉など、様々な所が活性化するはずだろうと思われますが結果は逆で、ファ
ミコングループの脳は殆ど視覚野しか働かない事が確かめられました。それに引き替え足
し算グループの脳は計算を司る左頭頂葉ばかりでなく前頭葉、頭頂葉、後頭葉と全体が活
性しているのが脳生理学者によって確かめられました。この結果から得られる教訓は「手
書きの勉強も悪いもんじゃないなあ!」。つまり、単純計算させる事をベースに勉強を積
む「公文式」の方が学習方としてはと卜の脳に非常に良いのだという事です。
 また、この単純計算をヒトがすることは、ボケの防止にも大いに役立つ筈です。そして
もう一つ、子どもから老年の脳に役立つ方法が下図のスキーマに表している方法です。脳
の体性感覚野でも、指先の感覚を受け持つ部分の面積はずば抜けて大さい。古来より「指
先仕事は健康や頭に良い」と言われてきましたが、脳科学においてもその事実は実証され
ています。東洋医学的にも人差し指は胃腸、中指は肝臓や膵臓、薬指は脳や心臓の活性化
に深く関わっています。
 さらに、指を動かす事は疲れたときや緊張したときの気分転換にもなります。ここで紹
介するのは、古くより密教の僧侶や古神道の行者によって降魔調伏や自信と幸運を招くと
されてきた「九字護身法」の手印です。少し複雑ですが、できれば手を奇麗にして口腔を
すすぎ、【臨・兵・闘・者・皆・陣・裂・在・前】と言いながら(念じるだけでも効果は
一緒)印を組みましょう!
 ポイントは、次の形に移行するときに両手の指が完全に離れてはいけないことです。必
ずどこかが接しているのがコツです。タオの言う「三拝九拝」のことであり、日本の「三
三九度」のルーツでもあります。ヒトの体内静電気が調整され、2足直立時の「重力場」
も一軸性に安定調律されます。人が1回叩くと《命》となります。それを9回すると言う周
の王であった「周公」が定めた「大礼」より由来する宇宙意識と「合一」すると言う健康
法です。さあ、みんなで【九法印】を組んで健康になりましょう!