アラン先生の健脳ネットワークス・117」

                       
ー水中歩行・中級編・最終章ー


 水中歩行トレーニングもこのコーナーで色々お伝えしてきましたが、
当医院における最新の良い効果をあげている臨床水中治験歩行についてお知らせいたします

 先ず図1、図2を参考にしていただいて、
普段お買い物に出かけるぐらいのスピードで40分間連続歩行してください。
比較的健康な人ならサラリーマンの通勤スピードで40分間連続であるいて下さっても結構です。
(因みに大阪人は世界1歩くスピードが速いので有名です。)
 しかし、お年寄りや術後やなんらかの病の退院直後のリハビリテイションには
通勤スピードでは体への負担があまりにも大きすぎるので、
スピードをもう少し落として、もっと言えばダラダラ歩きでも構いません。
むしろその方がより効果が高いという結果が出ています。
図はウォーキングシューズを履いていますが、
もちろん水中では素足で歩くのは言うまでもありません。
腰の痛みや、膝や足首の赤い腫れや痛みも体温より低い水温が吸熱してくれますし、
また、水圧による加圧潤滑効果「バイオトライオロジー(生体潤滑理論)」により、
液性の膜が骨と骨がぶつからないように守ってくれますし
重力負荷電気が生じC a添加により骨再生が始まります。
これは、年齢に関係なく起きます。
また、重力に対する「抗重力筋」の活性化
(白筋が赤筋に変わり酸素保有量が増えて持久力がついてくる)により、
筋肉が引き締まり(腹筋・大腿四頭筋等)、姿勢がぐんと良くなります。
 75歳以上の要介護老人達が、市の予算の大半を食い潰していたのが、
インストラクター付きジムトレーニングを続けることによって8割以上の要介護老人達が、
介護なしで自立した生活を送ることができるようになったとテレビで報じていました。
お陰で市の予算がことごとく回復し、
赤字財政を減る方向に持って行くことができるようになったということでした。
しかし、インストラクターが沢山必要なので、人件費がちょっとかかりそうです。
その点、プールトレーニングならば同じ効果をより安全に、より安く、より健康に行えます。
夏は涼しく、冬は暖かく快適です。
決して泳いではなりません。ダラダラ40分間連続歩行のみで充分です。
もし泳ぎたければ、数分間クールダウンを兼ねて楽しまれるのがよいでしょう。


 治験例1:○口信子 76歳  過去大腸ガンの手術既往歴2回。週3回
マッサージ店通い25年・
高齢だが夜中の2時ごろまで居酒屋のレジをやっている。
性格は頑固で人の言うことをあまり聞かない

全身症状: 左股関節激痛1年半 レントゲン所見:左大腿骨頭半月状態。(大腿骨頭半壊死)
某国立大学病院整形外科において股関節チタンタイプインプラントに
置き換えるように薦められていた。

 口腔状態:部分入れ歯は入っているが上下それなりに揃っている。
歯科的には今すぐ治療の必要なし。

 治療方法:プール水中歩行ダラダラ歩き40分連続歩行。
1年半止まらなかった左股関節の激痛が6日目が終わった時点で消失したと
喜びで電話してくれました。
驚くのはその後の話で、3ヶ月めには左足大腿骨頭が杯状から
ゴルフのラージボールのように完全回復していました。


 治験例2:○本良子 81歳  腰痛、3回目の正座後遺症の膝痛、
首から腰まで厚み約1センチのミルウオーキーブレイスタイプの
プロテクター装具つけられて、2〜3人の介護者付き添いで、
当医院の階段を上がってこられるほどであった。
某国立大学病院整形外科から盛んに手術を薦められていました。

口腔状態:咬合状態が極めて悪く、欠損歯も左右上下たくさんありました。
咬合はアランの5円環理論(hp内の「体のことをもっと知る」コーナー参照)で
再構成し(咬合円と頸椎カーブは同じ)、水中40分間ダラダラ歩行で
3度目の膝痛も90パーセント回復途中。週4回くらいの水中歩行でオーケーです。


 治験例3:○ノ智子 52歳  主婦、着物着付け教室講師、40年間肩こりで
週3回鍼灸院に通い続けて効果なし。

全身症状:スペンスの尾部(肩甲下筋の前部にあり、
大胸筋・少胸筋と重なるあたり)の慢性筋肉疲労有り、
ちょっとメタボの肥満気味。
頸椎と腰椎・仙骨はロベットブラザーズの関係で共に慢性筋肉疲労があります。

口腔状態:1本を除いてほぼ良好な咬合である。
鼻の塩水洗いと口呼吸防止をしつつ、水中40分歩行を1ヶ月続けただけで、
40年来の肩こり消失、脚の外踝下の長短腓骨筋が正常位置まで戻った。
普通殆んどの人が外下1cmぐらい下がっています。


 治験例4:○野君枝 68歳  
全身症状:激痛を伴う椎間板ヘルニア、殆んど歩けなかった。

口腔症状:上顎は1本だけであとは欠損歯のため総義歯に近い部分入れ歯だが、
咬合状態はそんなに悪くなかった。
治療は、塩水鼻洗い1日1回、就寝時口呼吸防止テーピングとマスクの励行。
週4日プールでの水中ダラダラ歩行40分と
月2回の触手療法(道元禅師が唐よりもたらした一種の整体術)施術。
しかしながら8ヶ月かかってしまった。今は全快しています。
この方も某国立大学整形外科での手術を覚悟していました。


 治験例5:○山紀明 64歳  瓦張り職人

全身症状:C型肝炎、週1回のインターフェロン注射療法しているが、好転せず。

口腔状態:下顎左右第1大臼歯・第2大臼歯欠損、
しかしながら第3大臼歯は正常位置にあり。
下の歯が無い為挺出していた上顎大臼歯部を、
レントゲンで計測した左右勅突起のカーブ(湾曲)を、
左右の咬合曲面に写し取る様に削除した。そして局部床義歯を装着。
同時に整体後の足のテーピングのあと中敷きの型を取り、
アメリカの足病医に依頼した3次元中敷きを入れて普段は生活するとともに、
プール40分歩きと口呼吸防止テーピングとマスクを奨励した。
4ヶ月たった今、C型肝炎の数値もほぼ正常値に回復しました。
水中歩行は決して難場歩きに非ず、図3、図4のごとく
人類が50億年かけて獲得した理想の2分のπ歩行に他なりません。
図5の卵の様に回転中心にエネルギーが上手く生まれます。
地球のマグマコアしかり、人の骨盤クランク軸の回転によって、
下丹田(臍下三寸・太陽神経叢)にパワーが生まれます。




参考治験例A:土佐れいこ・マラソン選手、
2007年中国の高地合宿でマラソン選手としては致命傷の足を重症捻挫してしまった。
関西国際空港に着いたときには、両松葉杖状態であった。
しかし、1ヵ月後には東京国際マラソンに出場し見事三位に入賞
(日本人最高位)し北京オリンピック出場を決めていました。

口腔所見:歯列矯正装置が入っていました。
僅か1ヶ月でなぜこのような劇的な回復をしていたのか、
それはこの1ヶ月間ただただ水中歩行トレーニングを続けていただけなのです。
 まさに驚異の水中ダラダラ歩行と触手療法と口呼吸予防療法に尽きる。
私達は医師・患者双方ともあまりにも余計な介入治療に依存しすぎているのではないでしょうか?