咬合と頚椎は同じ円環の宿命にある!


 前回(101)でお示ししたとおり、大切な延髄と尾底骨を覆っている硬膜や脊柱脊髄管の
破れが、大いなる疾患の大本であった訳です。
 ムチ打ち(後方からの瞬間的なエネルギーの入力)は、数トンのポテンシャルエネルギー
が、音速の数十倍の速度で後方から入力されてしまいます。その為、穏やかでたおやかで
不断の動きをしている人体は、大きなダメージを受けることになります。重要な部分のひ
とつは前号のとおり、頚椎は後下方にムチ打ちによるズレを瞬間に起こします。整復は旧
来の医学では難しく、頚椎の頭部方向と胸部方向ではやり方が違うのです。これらを整復
するには生体工学をよく理解して応用しなければなりません。その為頚椎牽引や牽引しな
がらやるポキポキカイロや整体は極めて危険な非重力的治療といえるでしょう。頚椎の後
下方移動は実はムチ打ちだけではないのです。瞬間に起こるムチ打ちに対して、20〜30年
間と言う長時間をかけてムチ打ち様状態を呈するのが咬合なのです。詳しくはこのコーナー
の1〜100までに掲載していますのでそちらをお読みください。いわゆる虫歯を放置し
ていたり、歯並びが悪いのを放って置くと、右側の噛み合せは右側の頚椎横突起に相同し、
左側の噛み合せは左側の頚椎横突起に相同します。これは臨床的事実であり、プロジェク
トチームが30年かけて解析した本一冊分の厚い資料があるのですが、インターネット上
には紙面の都合で掲載いたしませんが、 バックナンバーをよくお読み下されると、数学
物理学にちょっと強い方なら理解できるはずです。
 両側の歯が喪失していたり、奥歯(大臼歯・小臼歯)が虫歯で辛抱したり(痛みの刺激
だけでも頸椎は悪いほうに移動する)、はさみ状咬合や乱杭歯だったりしますと、脳臓器
を守っている小脳天幕(テント)は下垂します。そうなると、脳の血管が足元の方向に引
っ張られ(牽引状態)、微細血管の破裂を起こし、脳卒中の原因に必ず100パーセント
なります。早いか遅いかの差だけです。そしてその時、横隔膜も下垂して、心臓の血管も
牽引障害を起こし、心筋梗塞になります。それから、脚はO 脚かX 脚(殆どはO 脚)にな
ります。上の崩れは重力によって下の足底部まで影響を及ぼします。矢印は手技療法によ
る整復方向を表しています。ただし、咬合歯科治療をしながら整復手技療法を同時並行し
て行われなければ効果はありません、念のため!これらの治療方法を実施しているのは、
本院とそのグループだけです。当ホームページ内に全国の当該医院の住所を掲載していま
すので、お心当たりの方は一度ご相談してください。
ー寧君ー