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閉校から十年  旧・蕎原小学校、最期の卒業生が同窓会 2008.3.8号

明治五年六月に創設された旧・蕎原小学校(貝塚市蕎原)。子ども達の林間学校としても親しまれた昭和時代には、地元の人々が市内児童全体の利益も考えた取り組みとして地区の山林約四百二十坪を確保。『蕎原小学校運動場拡張並びに山の家建設とプール設置の件』に充てたという資料も残されるなど、永きに亘り様々な歴史を紡いできた。

そんな蕎原小学校の閉校(平成10年3月)から十年。閉校時の教職員や生徒、PTAなど当時の関係者が集い、数々の思い出を振り返る同窓会『ホームカミングデー・蕎原2008』が三月二十三日、旧・蕎原小学校の体育館で行われる。

この同窓会は、閉校時の第三十二代校長、故・江波公三氏が発起人となり、子どもたちと教職員が“十年後の節目に再会とタイムカプセルの開示を行う”という約束を交わしていたことから開かれるもの。故・江波校長の思いを引き継いだ当時の教頭・山本千加子さんや第五十代PTA会長・文野竜男さんが中心となり、事務局を設けて準備を進めてきた。

当日には、式辞をはじめ懐かしの旧校歌斉唱、タイムカプセルの開示、旧PTAの合唱、旧児童の企画出し物のほか、給食風のランチなども予定している。

「タイムカプセルには、教職員や子どもたちが、十年後の自分自身に向けた手紙などを入れたと聞いています。かつて一年生から六年だった閉校時の児童も、今では十七歳から二十二歳。一番成長する時期に、みんなが集えることを心待ちにしています」と文野さん。
体育館では、閉校当時の写真をはじめ、同校に関連した新聞記事なども展示されることから、十年前の昔話によりいっそう花が咲きそうだ。

旧・蕎原小学校の跡を引き継いで

旧・蕎原小学校の跡地は現在、林業・農業体験と湯の施設『ほの字の里』(平成12年4月オープン・南嘉浩支配人)として生まれ変わり、タイムカプセルは同施設が大切に保管してきた。

様々なイベントや泉質の良さなどから、現在、市内に限らず他府県から年約十三万人が利用。三月二十九日から四月六日には、旧・蕎原小学校の子どもたちが旧・正門周辺などに植えた桜が開花を迎えることから、『さくら祭り』も催され、さらなる賑わいを見せそうだ。

南支配人は、「私も蕎原小学校の卒業生。閉校時にはPTAでした」と南支配人。体育館やログハウスなどは、閉校時の面影を残しているという。『ホームカミングデー・蕎原2008』の見学は自由。閉校した今もなお、形を変えて歴史を織り成すこの場所の魅力を体感してみては。

問пF072-478‐8777ほの字の里